1週間でPythonエンジニア認定基礎試験に合格
イントロ
ITエンジニアの資格試験のなかでも割と人気のある資格試験として、Python3エンジニア認定基礎試験がある。最近の求人の応募資格にJava, Python, Goの開発経験・知識が求められているのをよく見かける。私は異業種から転職して2年の業務経験があるもののIT人材であることを客観的にアピールできるアウトプットが少ないため、Python学習のモチベーションUPにつなげていくために資格の取得挑戦に踏み切った。
メリット
- Pythonの基礎を体系的に学べる
- Pythonの基礎知識があることをアピールできる。
レベル感
業務経験ありのプログラマーなら1日程度の学習でも合格できる。網羅的にPythonの基礎を学ぶなら学習時間の目安は1週間程度余裕をもっておくとよい。
申し込みから受験まで
Python3エンジニア認定基礎試験はCBT形式で年間を通して最寄りの受験会場で受験できる。詳しくはコチラ価格は11,000円(税込)とIPAの資格よりも少々お高め。学生や教員の方は11,000円(税込) → 5,500円(税込)と半額で受験が可能。
試験の内容
出題範囲と出題率
章 | 出題率 |
---|---|
1章 食欲をそそってみようか | 2.5% |
2章 Pythonインタープリタの使い方 | 2.5% |
3章 気楽な入門編 | 15.0% |
4章 制御構造ツール | 22.5% |
5章 データ構造 | 17.5% |
6章 モジュール | 5.0% |
7章 入出力 | 2.5% |
8章 エラーと例外 | 10.0% |
9章 クラス | 5.0% |
10章 標準ライブラリめぐり | 10.0% |
11章 標準ライブラリめぐり─PartII | 2.5% |
12章 仮想環境とパッケージ | 2.5% |
13章 次はなに? | 0.0% |
14章 対話環境での入力行編集とヒストリ置換 | 2.5% |
試験は全40問でPythonチュートリアルから出題される。出題範囲と出題率が公開されているので出題率が高い章は重点的に学習しておくとよい。
私は内容的にこのWEBに公開されているチュートリアルを見ればカバーできそうなのでこれを使わせてもらった。https://docs.python.org/ja/3/tutorial/
学習方法
学習方法は単純でよい。
- 書籍のPythonチュートリアルの又はWEBのチュートリアルを一通り学習する。手を動かしながら一周流し読みする程度でOK✅
- 過去問題(DIVE INTO EXAM)を完璧になるまで解く✅
- PRIME STUDY(プライム・スタディ)3回分を解く✅
ポイントは必ず公式からPythonをインストールしてコマンドプロンプトやPythonファイルを作成して手を動かしながら学習をする。 そして過去問を解くときは不正解の問題は答えを見てPythonドキュメントを辞書のように参照したり、コードの場合は実行して理解すると効率が良い。
合格認定書が届きましたのでエビデンスとして載せておきます!
終わりに
Pythonはコードが簡潔でコーディングテストにおいても時間的優位性があると感じる。DjangoでWEBアプリケーションを構築できたり、データ分析やAI開発など今後も広い分野において可能性のあるプログラミング言語なので資格取得をきっかけにどんどん知見を得ていきたい。